乳房・乳頭のへこみ

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乳房・乳頭のへこみの原因

乳房・乳頭のへこみの原因は、乳がん、良性腫瘍、へこんで見えるだけなどさまざまな可能性が考えられます。特に乳がんの場合は、しこりが皮膚の近くにあると、皮膚が引っ張られてえくぼ状のへこみができます。へこんでいる部分を触ると、しこりが確認できます。また、すじ状のひきつれが生じたり、乳頭部分が陥没したりすることもあります。これらはいずれも乳がんを疑わせる重要な症状です。

ただし、そのしこりが良性か悪性かは検査で調べなければわからないことがほとんどです。少しでも乳房に異変を感じた際には、すぐに宝塚市小林の斎藤内科へご相談ください。

「胸がくぼん見える…」もしかすると漏斗胸かもしれません

漏斗胸とは

漏斗胸とは、胸の左右の真ん中でおなかとの境界あたりにくぼみがある状態のことを指します。先天的なケースや、徐々にへこみが進行するケースもあります。また、時間の経過とともに、へこみがだんだん右へと移動し、左右非対称になることもあります。

漏斗胸の原因

漏斗胸の原因ははっきりとわかっていません。現時点では、肋軟骨が、体のほかの部分よりも速く成長することで、両側から押されるように陥没して生じるとされています。これらの症状によって心臓に大きな異常が生まれることはありません。ただし、胸が薄くなってしまうため呼吸機能が損なわれるリスクがあります。

漏斗胸の手術方法

漏斗胸の手術法は、へこんだ胸骨を持ち上げる「胸骨挙上術」と、へこんだ胸骨を一度切り取ってひっくりかえす「胸骨翻転術」があります。また最近であれば、へこんだ胸骨の裏側に金属製のバーを通し、裏側から前方へと胸骨を押しだして矯正するナス法も採用されています。ナス法は傷が小さく、手術時間も短く、低侵襲手術とされ注目されています。
手術が必要な場合には、連携する専門の医療機関をご紹介いたします。